足立区と東京都との間で、本日6月15日(月)、都営住宅の中高層階の空き室を水害時の避難場所として活用するための都内第一号となる協定が締結されました。

去る2日(火)の都議会本会議・代表質問で私が求め、榎本住宅政策本部長から前向きな答弁を得るなど、昨年12月の代表質問調整を含め、都議会公明党並びに中山信行が取り組んできた課題です。

今回、足立区では、まず11団地で16戸が確保されました。
当然、これだけの数では実際の水害時では十分ではありません。しかし、まずは先行的にモデル実施をしてみて、いろいろな検証を行い、広げてまいりたいと思います。

足立区が第一号となることができた背景には、私からの情報提供をもとに、近藤やよい区長並びに足立区の担当幹部職員の迅速かつ積極的な対応があったからだと評価しています。

避難場所として確保された空き室は、台風や集中豪雨が発生する夏季期間を通じて確保され、その後は、通常通り、新規入居者用の空き室募集などに用いられることになります。

これからも、都営住宅の入居募集を圧迫しないように配慮しながら、東京の低地帯などでの水害リスクの軽減に貢献してまいりたいと思います。

 

thumbnail of プレス案文(垂直避難・足立区)

thumbnail of 20200612 提供予定団地リスト(足立区・令和2年度)綾瀬七丁目追加

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