高校生の修学旅行ーコロナの中でも可能な思い出の工夫を!

都立高校の教員の方からお手紙を頂きました。

先の私の代表質問(6月の第二回定例会本会議。コロナで実施出来なくなった修学旅行のキャンセル料の支援を求める質疑)に対する歓迎のお言葉でした。

修学旅行は通常2年生時に実施されますが、少なくても今年はどの学校でも実施が難しいとの事。
コロナの中でも生徒さんや保護者の声を受けとめ、より良き高校生活を目指して奮闘される教職員の皆様のご努力に、私こそ感謝申し上げます。

その一方で、教員の方々の中には、このまま就学旅行を経験しないまま卒業させるのは可哀想と、何とか3年次での修学旅行の実施という大変に高いハードルに挑戦されるお気持ちがある学校もあるようです。

生徒さんの旅行費用は積み立てでありますが、引率教員の同行に伴う費用は今年度の都の予算から支出され、学校が保管しています。このまま未実施で年度末を迎えれば戻入(都の会計に戻し、執行残等として処理すること。)し、3年次の修学旅行を計画するのであえば、翌年度の予算に計上し直していくのが通例です。

これが単年度予算主義に適った適切な処理となります。

しかし、言葉でいうのは簡単ですが、これを実現するのには、必要書類の作り直しなど、それこそ大変な事務作業の負担を伴うことになります。
少しでも、生徒さんのために良かれと思って工夫を凝らそうとしてくださる教職員の皆様の事務負担の軽減につながるよう、検討を求めたいと思います。

皆さんの知恵とお力を寄せ合って、コロナに打ち勝ってまいりましょう!

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