都議会第2回定例会が開会

本日、都議会本会議(平成30年第2回定例会)が開会し、小池知事が所信表明を行いました。

この中で、たとえば、知事は、受動喫煙防止条例案や「障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例」、いわゆる、都の「障害者差別解消条例」案の第二回定例会への上程趣旨を述べるとともに、LGBTなどの性的マイノリティへの差別やヘイトスピーチの問題に触れ、性自認・性的指向などによる差別や、本邦(※、日本のこと)外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けて、オリンピック憲章に謳われている「いかなる差別もあってはならないとする人権尊重の理念」の実現を目指す条例案の第3回定例会への提案を目指して、都民の意見も踏まえて内容の精査を行っていく方針を示しました。

また、有識者会議の提言に基づき工業用水道の廃止に向けた動きを進めていくこと、児童虐待について、児童相談所の充実や警視庁との情報共有範囲の拡大に取り組むことなどを新たに明言しました。

こうした知事の所信表明を受け、わが党は、今後、本会議質問や各常任委員会の質疑で、具体的に課題や改善に向けた提案を行い、都政の様々の動きが、都民にとって価値あるものとなるよう、かじ取り12やスピードアップ、ときにはブレーキを効かせるなどの役割を果たしてまいります。

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