足立区の高齢者向け無料のインフルエンザの予防接種の対象年齢を65歳以上(現行:75歳以上)に拡大せよ!
2020/6/24
足立区議会では、昨日6月23日は、公明党の吉田こうじ議員が代表質問に立ち、また、6月25日には、長井まさのり議員、岡安たかし議員が一般質問に臨み、コロナ対策、生活や経済の立て直し、防災対策などについて大事な議論を展開します。
そうした中で、昨日の23日、足立区議会公明党は、この冬の医療崩壊を防ぐための大事な緊急要望を、近藤やよい足立区長に対して行い、区長も前向きに答弁を行ったところです。
内容は、高齢者向けのインフルエンザの予防接種の全額助成の対象を、現行の75歳以上から65歳以上に引き下げることを求めたものでありました。
実は、今年初めの冬は、新型コロナウイルス感染症の流行で多大な被害が発生する中、インフルエンザ被害は例年に比べ、抑制された状態でありました。新型コロナウイルス感染症に備えたうがいや手洗いなどの徹底が功を奏したともいわれています。
それでも医療現場は対応に追われ、崩壊の危機に陥っていました。それを何とか乗り越えることができましたのは、医療従事者などのエッセンシャルワーカーの方々の献身的なご努力のお陰であり、深く感謝申し上げます。
しかし、これから訪れる次の冬においても、インフルエンザの流行が今年初めと同じように抑えられるとは限りません。予防接種を受ければ、発症を回避できるか、発症しても重症化しないで済みます。
特に、高齢者のインフルエンザは、新型コロナウイルス感染症と同様に重篤な肺炎につながり、危険です。
そこで、新型コロナウイルス感染症のワクチンの開発が間に合わなかったとしても、せめて、インフルエンザの流行の回避を出来る限る図るため、インフルエンザの予防接種の拡大が必要であり、全額無料とする区助成の対象の拡大を、近藤区長に求めたものです。
近藤やよい区長は、大いに前向きであると確信するものです。
ともかく、あらゆる警戒に努めながら、これからも、コロナに負けない新しい日常を軌道に乗せ、皆さまの安心・安全を切り開いてまいりたいと思います。