買い物弱者への支援がまた一歩進みます
2018/6/26
私は、平成28年の3月22日の予算特別委員会で、団地住棟の一階に存在していた併存店舗によるミニ商店街が廃業したり、大型スーパーや商店街などが近隣になかったりする地域で、日用食料品や雑貨類の移動販売車の団地内での営業を認めていけば、買い物に苦労する周辺の高齢者などの生活の質が向上すると訴えました。
遠い商店街や大型店には出かけないけれども、身近な団地内に移動販売車が来れば、階段やエレベータを降りて、えっちらおっちら、足を運んでくださる高齢者も少なくありません。買い物は、立派な健康促進策です。買い物をしながら、顔を合わせれば、ある意味、生存確認にもなります。「あれ、ナニナニさん、来てないけど、どうしたぁ~」となれば、見に行ってくれる人もいます。
階段しかない団地でも、動けないお仲間のために、代わりに買い物をしてくれる親切な高齢者もいらっしゃいます。
こうした私の主張に、当時の都技官=都市整備局長は、前向きな検討を約束してくれて、それが、平成29年12月から、多摩ニュータウン愛宕団地でスーパーと提携した移動販売として実現しています。
そして、本日、都市整備局から、同じ愛宕団地内ですが、旧来の愛宕四丁目1番地の地点に加え、愛宕一丁目2番地の地点でも、京王電鉄株式会社による京王ほっとネットワークという取り組みの移動販売が、毎週の月曜、金曜の午前11時30分から12時までの約30分間で、この6月30日の金曜から、追加実施されるとの嬉しい報告がありました。
お一人でも、お二人でも喜んでいただける人が、増えていけば、誠に幸いです。5