今朝の報道によりますと、昨年12月以降、8都府県で新型コロナの自宅療養中の死亡者が計16人にのぼっているとのことです。
都議会公明党は、これまで37回、延べ309項目の緊急要望(1/12時点)や予算要望(昨年12/24)の中で、血液中の酸素濃度を測定するパルスオキシメーターの自宅・ホテル等での療養での活用を求めてきました。都では、わが党の提案で開始した、ホテル療養の開始時点(昨年4月)から、わが党の求めに応じたパルスオキシメーターの活用に努めており、容態の急変に対応する医学的管理を図っております。
今般の陽性者の急増による自宅療養の増加を踏まえ、小池知事も自宅療養中へのパルスオキシメーターの活用を決断し、区市等が必要とする数の調査に乗り出し、対応を開始しました。
先日は都内全体で、早速3千個が配布されて、都内でも際立って陽性者数が急増している足立区には、現状を踏まえた230個が足立区に配分されています。
足立区はこれまでパルスオキシメーターは確保しておりませんでしたが、区内での自宅療養者数を6百人程度と推定していることに加え、今後も増加の可能性があることから、都に対し1千個のパルスオキシメーターの配布を希望しています。
しかし、残念ながら、パルスオキシメーターの価格は現在高騰しており、在庫数も減少、生産者も増産を急いでいます。
今後、都は最終的に4万個を目指し、必要な予算の確保や調達に力を注いでまいります。
わが党の推進で、都は、区市等の保健所機能の飽和状態の解消を図るため、独自でフォローアップセンターを設置し、自宅療養者とLINE等で連絡を取り、パルスオキシメーターによる測定の励行を進め、容態急変に即応できる体制を整えて、自宅療養死の未然防止に努めてまいります。