昨日の終戦記念日に改めて深く決意するものです

戦争を起こさない、起こさせないための世界的取組みをリードする事こそ日本の大事な使命。外交、経済、防災、防衛、防疫、人道的支援などのあらゆるチャンネルを駆使して、非戦に向けた対話を進めるべきです。
そのためにも、国内外の物的な戦争遺産の保存、ソフト的な記憶遺産の保全に、日本が注力すべきと考えます。

ホロコーストの遺産を保全する市立博物館を多くのドイツ人がいつでも、いつまでも心に留めているような活動は、けっして自虐的な取組などではありません。むしろ、気高い誇りさえ感じる尊敬すべき取組です。

もちろん、事実に基づかなかったり、日本の戦争反省の取組を無かったかのように喧伝することには明確に異を唱えるべきであります。その上で、仮に事実無根の中傷があったとしても、そのことに反発するあまり、日本がかつて他国で行った非人道的な行為を無かったかのように振る舞うべきでもありません。

原爆の投下や無差別の大空襲も比類を見ない非人道的行為であります。戦争による不幸は、共産主義だから正当化される、資本主義だから許されるというものではないはずです。世界の国々のすべての戦争遺産の保全に日本が少しずつでも貢献することを望むものです。

戦争に伴うすべての非人道的行為の事実を直視しながら、対立ではなく対話の道で世界を非戦へと導く、大きな取組に連なる一員であるために、これらかも心して前進してまいります。

→ (終戦記念日各地で街頭演説会)国際協調へ対話の先頭に/「人間の安全保障」を具現/山口代表と岡本みつなり衆議院東京12区総支部長ら訴え ました/写真の出典は、#公明新聞電子版 2020年08月16日付 https://komei.or.jp/newspaper-app/

 

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