元Jリーガーの長谷川太郎さんの講義に、サッカー大好きの子供たちが目を輝かせました
2018/7/29
本日午後、足立区西新井のギャラクシティーで、足立区出身、今も足立区在住の元Jリーガーの長谷川太郎さんが、子どもたちにサッカーにまつわる様々なことを、ご自身の体験などを通して、優しく、楽しく、有意義に教えて下さいました。小学校1年生から高学年までの31人のお子さんと17人の保護者の方々がされており、生涯にわたる印象深い機会になったと思います。
たとえば、サッカーファンの方ならよくご存じだと思いますが、ラダー(谷式)と呼ばれる梯子状の4マスの器具を用いてリズム正しく歩いたり、速足したり、様々にステップを踏んだり、素早く重心を動かして横移動したり、サッカーだけでなく、スポーツ全般に通じる身のこなしを可能とする運動について、自ら見本を示され、上手に子どもたちを励ました下さいました。
こうしたトレーニングを通じて、最初はぎこちなかった子どもたちも、夢中に身体を動かしながら、あっという間に上手に自分の体をコントロールできるようになっていました。さすがですね。
また、長谷川太郎さんが小学校1年生の時に抱いたJリーガーになる夢を、どのようにして実現したのかについても、子どもたちに分かりやすく教えて下さいました。驚いたことに、さんざん体を動かした後でも、子どもたちは少しも飽きることなく、集中して聴き入っていました。
サッカーが上手になるリフティングの仕方や、お子さんがフォワードを希望していたが今はゴールキーパーを務めている、今後どう導いたら良いかなどの質問が子どもたちや保護者から出され、長谷川太郎さんも丁寧かつ的確にお答えいただき、大変ためになったと思います。長谷川太郎さんが、最初、リフティングが一回しかできなかったことや、何度も挫折し、そのたびごとに、自分との間に「小さな約束」を交わし、それを、毎日毎日、繰り返し逆境を突破した体験などのお話などは、とても子どもたちの心に残るお話しだったと思います。「大変なときは、大きく変われるとき」との長谷川さんの言葉も、素晴らしい表現だと感心しました。
「夢とはワクワクすること」とも長谷川太郎さんは話されており、ワクワクすることに挑戦していこうという呼びかけは、昔の根性論では心を動かさない今の子供たちの成長を、上手に導く魔法のような言葉だと感じました。
長谷川太郎さんなどのアスリートと子供たちの触れ合いを通じて得難い体験を積む取り組みは、オリンピック・パラリンピックをに2年後に控えた今だからこそ、都の五輪気運向上の予算を用いて、各小中学校でも展開が可能であります。ぜひ、足立区で、そして、都内各所で広めていきたいと思います。
あわせて、サッカーを楽しむちびっ子がたくさんいる足立区内に、ジュニア向けも含め、本格的なサッカー場を、ぜひ、実現したいと思います。頑張ります。
なお、本日、私は、素敵なサッカーファンで、足立区サッカー協会でも活躍されている竹の塚駅前の「カメラのタカギ」の高木優さんからお誘いを頂いて、見学させていただきました。高木優さん、感謝申し上げます。